『La Belle Epoque』(ニコラ・ブド監督/フランス) 『ロケットマン』(デクスター・フレッチャー監督/イギリス) 『Diego Maradona』(アシフ・カマディア監督/イギリス) 『The Best Years of a Life』(クロード・ルルーシュ監督/フランス) 『Too Old to Die Young - North of Hollywood, West of Hell』(ニコラス・ウィンディング・レフン監督/デンマーク) 『The Specials (Hors Normes)』(オリヴィエ・ナカシュ&エリック・トレダノ監督/フランス)(写真)
『La Belle Epoque』(ニコラ・ブド監督/フランス) 俳優としてデビューしたニコラ・ブドは2017年に監督第1作を撮り、今回が2作目です。本人は出演せず、演出に専念しています。
『The Best Years of a Life』(クロード・ルルーシュ監督/フランス) クロード・ルルーシュの不朽の名作『男と女』(66)の50周年を記念した2016年のリバイバルはまだ記憶に新しいところです。本作は、なんとその『男と女』の53年振りの続編であるというから驚きです。予告編がネットで見られますが、オリジナルの映像も交えながら老いたカップルが往時をふり返り、元気な姿を見せています。
『Too Old to Die Young - North of Hollywood, West of Hell』(ニコラス・ウィンディング・レフン/デンマーク) レフンの新作はいわゆる映画ではなく、アメリカのシリーズものテレビドラマです。10年ほど前から、有名監督が撮ったテレビドラマの最初の数エピソードを映画祭で上映することが流行っていますが(昨年はデビッド・リンチを迎えた「ツィンピークス」が異常に盛り上がっていました)、これもその流れと位置付けられます。
『The Gangster, The Cop, The Devil』(イ・ウォンテ監督/韓国) 『Lux Aeterna』(ギャスパー・ノエ監督/フランス)
『The Gangster, The Cop, The Devil』(イ・ウォンテ監督/韓国) これはマ・ドンソク、キム・ソンギュ、キム・ムヨル主演の『悪人伝』ですね。かなりの話題作です。シリアルキラー(キム・ソンギュ)に命を狙われるギャングのボス(マ・ドンソク)を刑事(キム・ムヨル)が守るという物語で、ハンパでない作品になっている確信があります。ミッドナイト上映は翌日に響くのでなるべく観ないようにしているのだけど、これだけは観たい!
『Ice on Fire』(レイラ・コナーズ監督/アメリカ) レイラ・コナーズ監督は、レオナルド・ディカプリオがプロデュースした地球温暖化警鐘ドキュ『The 11th Hour』(07/カンヌでも上映)以来、多くの作品を手掛けているドキュメンタリー作家です。最近ではミハイル・ゴルバチョフを取り上げた『The Arrow of Time』(17)が話題になりました。