■高橋一生、14歳の自分を幻滅させたい?
時空を超えて、“声”が届くという設定にちなみ、「過去の自分に対し、どのような言葉をかける?」と問われた高橋さんは、「14歳の自分に伝えたいですね。38歳になったいまでも、まだ自転車に乗っていますって(笑)。きっと、大人になれば、車に乗っていると思っているはずなので、幻滅させてやりたい」とにんまり。

14歳の頃、初めてロードバイクを購入したそうで、「いまもまったく同じ型の車種に乗っています。スタジオに自転車で行くこともある」のだとか。自転車の魅力は「疾走感と一体感」だそうで、「14歳から、その感覚が楽しいまま。(走っていても)周りには全然気づかれない」と話していた。

■川口春奈、学生時代の後悔は?「もっと〇〇しなさい」
一方、川口さんは「学生時代の自分に、もっと勉強しなさいと言いたいですね。もっと、というか、ほぼしていないので(笑)」と後悔の念。このコメントに対し、高橋さんは「でも、僕は現場でいろんなものを吸収している川口さんの姿を見ているので」と語り、「僕なんて、何も変わっていない(笑)」と照れ笑いを浮かべていた。

■『九月の恋と出会うまで』が伝えるメッセージは?
引っ越したマンションで「1年後のあなたに危険が迫っている」という不思議な声を耳にした志織(川口さん)は、小説家志望の隣人・平野(高橋さん)に相談を持ちかける。次第に惹かれあう2人だが、タイムパラドックスが原因で、志織の身には思わぬ危機が迫っていた…。
「人が人を思う気持ちが、まっすぐですてき。きっと、ほっこりすると思います」と川口さん。この言葉に大きくうなずく高橋さんは「普遍的な思いを感じ取って、持ち帰っていただければ。それがすべてです」と穏やかな口調で、アピールしていた。

『九月の恋と出会うまで』は3月1日(金)より全国にて公開。