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時空を超える、切ないうそと一途な想いに涙するラブストーリーとなる本作。ある時点で事故に巻き込まれ、命を落とすはずだった志織(川口さん)は、「あなたに、危険が迫っている」というタイムリープ(時空を超えて)で届いた未来からの声に命を救われる。
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しかし、志織が助かったことにより、未来からの声がもう志織を助ける必要がなくなり、1年後に志織の存在が消えてしまう“未来と過去の矛盾”(タイムパラドックス)が生まれることを小説家志望の平野(高橋さん)が推測、志織を助けようと奮闘する。
映像では、あまりに現実的ではない話を志織から打ち明けられた平野だったが、「信じますよ、僕は」と突拍子のない話にも耳を傾け、「来年も必ず、誕生日は来ます」と志織を勇気づけるなど、2人で困難を乗り越えていこうと決意し一途に志織を想い続ける姿が描かれている。
高橋さんは本作のタイムリープについて「過去や未来にはどうやっても行けない。しかし、過去をもう1回考え直す、過去に起きた価値は変えることができる。過去を後悔するのではなく、反省して改善していけばそれはきっと“今を変えることに繋がる”と考えます」と力説、「今を変えていけば未来も変わっていきますし、そう思うとタイムリープというものは起きているのかもしれません」と言う。
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いまを生きる人たちに“過去を見直し、それを活かしていまを生きることで未来を変える”ことに繋げるという、タイムリープの1つの考え方を語る高橋さん。本作の平野も志織を助けるため、自分の殻を破り、いまの自分を変えていきながら成長していく。平野が“一途な想い”を貫き、“いまの自分を変えていく”という姿は、観る者全ての背中をそっと押すメッセージとなるだろう。
『九月の恋と出会うまで』は3月1日(金)より全国にて公開。