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27年後の未来、どんな夢をも叶えることのできる新世代VR世[オアシス]を舞台にした本作。このたび、本作で主人公ウエイド(タイ・シェリダン)と共に大冒険をするサマンサ役を演じたオリビアが、スピルバーグ監督が手がける超大作に大抜擢された時の秘話を告白した。
「オーディションでひどい演技をした」と思っていたのに…

「私はオーディションで本当にひどい演技をしたなと思ったわ」とオリビア。「いつもはオーディションで失敗することはあまりないんだけどね(笑)それから数日後、洗濯をしていたら、私のエージェント全員から電話が来たの。そういう時はとてもいいニュースか悪いニュースのどちらかなのだけど、そこで役が決まったことを聞いたの。その瞬間、幸せを感じると同時にちょっと気持ち悪くなったわ。『一体このあとどうすればいいの? 彼らは間違った女の子を雇ったわ!』ってね(笑)」と、自身でも驚いたという瞬間の興奮をふり返って語る。
オリビアの演じるサマンサは、ウェイドと共に、新世代VR世界[オアシス]と現実の世界で壮大なアドベンチャーを繰り広げていく。[オアシス]の創設者ハリデー(マーク・ライランス)が仕掛けた3つの謎を解き明かし、ハリデーの遺産56兆円と「オアシス」そのものを手に入れるために、地球規模の争奪戦に挑むのだ。
現実でもアバターでも「自分に忠実で誠実な」女性に

現実でも[オアシス]でも、サマンサはかなり強気な女の子。ウェイドたちを妨害しようと、常に彼らの前に立ちはだかる巨大企業IOIらの妨害にもめげず、少し気弱になっているウェイドに対しても「もうやるしかないよね!」と発破をかけるほど。
そんなサマンサだが、時折見せる弱さも合わせ持っている。この役柄に関してオリビアは、「彼女はIOIの奴らを容赦なく叩きのめすの。彼女は[オアシス]の中ではかなりの要注意人物かもね(笑)」と分析、「アルテミス([オアシス]内でのサマンサのアバター)の個性は現実のサマンサに忠実なの。現実の世界でも、VRの世界でも、彼女は自分に忠実で誠実なのよ」と語り、裏表のないストレートな性格の女性であること明かしている。
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そして、オリビアと演じたサマンサにもある共通点が。「子どものころ、私はよくキャンプをしたわ。そこで私は山からロープを使って降下することや、ロック・クライミング、カヌー、そしてトンネリング(とても狭い場所を通過すること)、スカイダイビングなんかもやったわ。私は運動好きで、冒険好きの子どもだったのよ。ちょっとアドレナリン・ジャンキーだったのかな(笑)限界を押し広げるのが好きなの」と、意外な素顔を激白。
可愛らしい外見とは裏腹に、アドベンチャー好きだったオリビア。彼女曰く失敗だったというオーディションだったが、監督のスピルバーグは彼女の心の底にある“冒険心”を見抜いていたのかもしれない。
『レディ・プレイヤー1』は4月20日(金)より全国にて公開。