同日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで初日舞台挨拶が行われ、岩田剛典、黒木啓司、NAOTO、町田啓太、鈴木伸之、関口メンディー、中村蒼、山田裕貴が登壇。本編上映後の興奮冷めやらぬなか、会場は大歓声に包まれていた。
しのぎを削る5つのチームの頭文字から「SWORD地区」と名付けられたエリアに、悪名高いスカウト集団「DOUBT」、武闘派集団「プリズンギャング」、カジノ建設をもくろむ「九龍グループ」が進出し、新たなバトルが幕開ける。
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山王連合会総長のコブラを演じる岩田さんは、「魂をこめて作った作品を、皆さんに見ていただく日を待ち望んでいた。万感の思いです」と感無量の面持ち。「この夏は、HiGH&LOW旋風を巻き起こしたい」と決意を新たにしていた。
岩田さんがコブラを演じて、すでに3年の歳月が流れており「同じ役をこれほど長く続けることはあまりない」と強い思い入れ。本作は、山王連合会に内部亀裂が起きるというショッキングな展開だけに「いかに仲間を守るかという気持ちを、前回以上に意識した」と役作りのこだわりを語った。
撮影中には、山王連合会の面々が岩田さんの誕生日をサプライズで祝ったそうで、「誕生日なのに、ホテルで1人過ごすなんてさみしいと思っていたら、部屋に呼び出されて…。最高だなって」(岩田さん)、「映画とは裏腹に、僕ら山王連合会は大の仲良しなので」(鈴木さん)と絆の強さをアピールしていた。
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また、本作で窮地に追い込まれるWhite Rascalsのリーダー、ROCKYを演じる黒木さんは、「いつもはクールなROCKYですが、今回は無様な姿を見せたかった。殺陣がただの暴力に見えないよう、思いを込めた」のだとか。中村さん演じるDOUBTのリーダー林蘭丸と対峙し、「こんな好青年、殴れないと思った(笑)」とふり返った。
当の中村さんは「ROCKYさんを目の当たりにして、怖いなって(笑)。蘭丸は身近にいるタイプじゃないし(笑)、経験を活かすのも無理な役なので、変に考えすぎず、その場の空気と勢いで演じた」と話していた。
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『HiGH&LOW THE MOVIE 2/END OF SKY』は全国で公開中。