2009年に第6シーズンで幕を閉じた「Lの世界」が8年を経てリブートされる可能性が高まってきた。テレビ批評家協会のプレス向けツアーで、「Lの世界」のクリエイターのアイリーン・チェイケンがリブートに向けて「ショーランナーが決まるまでもう少しなの」と現況を明かした。新「Lの世界」ではLGBTQコミュニティーの若い世代を代表する人物を主役に据え、彼女たちからの新しい声を届けたいとアイリーンは語っている。オリジナルキャストのジェニファー・ビールス、キャサリン・メーニッヒ、レイシャ・ヘイリーの3人の再出演は決定しているとのことだが、ほかのキャストも「(リブートされることは)知っているし、出演したいって言っているわ。でも、とにかくまずは番組を確実に製作することが大事よね」。旧「Lの世界」は全シーズンを通しては大ヒットしたものの、ファイナル・シーズンに限ってはトーンが暗く、ミステリー性の高い殺人事件も勃発したことにより、ファンからは不満の声も上がった。このファイナル・シーズンについてアイリーンは「なかったことにするかも」と発言しているため、新「Lの世界」で内容が引き継がれない可能性もありそうだ。