つい先日、『セックス・アンド・ザ・シティ2』のキャスト陣の来日が大きな盛り上がりを見せたが、「SATC」とはまた違った形で、悩める女性たちの恋愛観や生き方を赤裸々に映し出し、日本でも高い人気を誇る海外ドラマ「Lの世界」のファイナル・シーズンのDVDが先日、ついにリリースされた。これに合わせてキャサリン・メーニッヒ、ジェニファー・ビールスら主要キャスト陣のコメントが到着した。ファイナルを含め6年間で計6シーズン、ロサンゼルスに暮らすレズビアンたちの姿をスタイリッシュに、そして大胆に描いてきた本シリーズだが、そのフィナーレは衝撃的な展開で幕を開ける。深夜に一軒の家の前にパトカーが集まり、警官が入り乱れる。そして、遺体となって家の中から運び出されたのは…ジェニー(ミア・カーシュナー)だった――。彼女の死は事故なのか? 自殺なのか? それとも…他殺なのか? このミステリアスな状況の中で、これまで以上にそれぞれのキャラクターの内面が浮かび上がってくる。それでは、このファイナル・シーズンを迎えてのそれぞれのコメントをご紹介!シェーン役のキャサリン・メーニッヒは「私は最高の時を過ごしたし、素晴らしい友人を作ることが出来て、6年この番組をやってきたのは素晴らしかったよ。だからサヨナラを言うのはとても辛いんだ! 私が演じたキャラクターの流れについては、とてもハッピーだと思っている。彼女がいろんな間違いを犯しても、人々が彼女をずっと応援し続けてくれているのは本当に嬉しいことだったよ」と感謝の気持ちを口にした。ベット役のジェニファー・ビールスは「私たちがやり遂げたことをとても誇りに思うわ。忘れられないシーンと言えば、ベットとティナのファイトシーンでしょうね。ベットが浮気をしているのをティナが発見したときのね。それはまるで喧嘩してセックスしているようだったの。本当に自分たちの持っているものの全てを出し切ったと感じられたから最終的にはとても満足のいくものになったわ」とふり返る。そのティナを演じたローレル・ホロマンは「TVシリーズとして6年間も放映されるというのはとてもいい結果だったと思うわ。私が演じたティナが私にとってどういう存在かというのは、離れてみるまで分からないけれど、『あぁ、私たちはポップカルチャーの一部となり、世界に影響を与えた、この画期的なTV番組をクリエイトしたんだわ』って思えるんじゃないかしら」と語っている。アリス役のレイシャ・ヘイリーは「私たちは毎年撮影のために夏を一緒に過ごして、お互いの顔を見てきたの。永遠に続くように思えていたからサヨナラを言うのはとても悲しいわ。でも心の中では『また夏には彼女たちに会うの』という気がしているの。そうじゃないのにね(笑)」と言葉に寂しさをにじませる。そしてファイナルシーズンの“ミステリー”の根源、ジェニーを演じたミア・カーシュナーは「この番組で一緒に仕事をした女性たち、キャストのみんなが私のこの6年の経験をとんでもなく素晴らしいものにしてくれたわ。彼女たちとしたような経験はもう二度とできない。彼女はたちはみんな、それぞれとてもダイナミックでスマートで優雅な女性なのよ」と共に歴史を築いた共演陣に称賛を送った。キット役のパム・グリアは「『Lの世界』は永遠なのよ。『Lの世界』は歴史的にずっと続いていくと思うわ」と短いコメントの中に力を込める。最後はヘレナ役のレイチェル・シェリー。「私が演じたヘレナは自分の置かれている環境やキャラクターにものすごく変化があったから、演じることが出来たのはとても興味深くて素晴らしい経験だったわ」と充実感を感じさせるコメントを送ってくれた。寂しいけれどこれでファイナル。果たして彼女たちの元に降り注ぐ運命は?『Lの世界』ファイナル・シーズン DVDコレクターズBOXは発売中。「Lの世界 ファイナル・シーズン DVDコレクターズBOX」発売元:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン価格:6,800円(税込)発売中※同時レンタル中(VOL1~4)公式サイト:http://video.foxjapan.com/tv/lword/s6/(C) 2010 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved. Distributed by Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC.
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