士郎正宗原作の「攻殻機動隊」を実写化した米映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』のワールドプレミアが3月16日(木)、東京・歌舞伎町シネマシティ広場で開催され、寒空の下、ファン500人が駆けつけた。プレミアには主演のスカーレット・ヨハンソン(少佐役)をはじめ、ビートたけし(荒巻役)、ピルー・アスベック(バトー役)、ジュリエット・ビノシュ(オウレイ博士役)、ルパート・サンダース監督、さらに日本人キャストの桃井かおり、山本花織、泉原豊、福島リラが出席した。エメラルドブルーが目にも鮮やかなワンショルダーのドレスに身を包んだスカーレットは、「この作品は私たちの愛の結晶。ワールドプレミアを開くのに、最もふさわしいここ東京で、皆さんと時間を共有できて光栄だわ。寒くて、震えていますが(笑)、すばらしい祝いの夜になりました」と日本のファンに熱いメッセージを送った。たけしさんは「実写版のほうが、すごいんじゃないかと思うほど、かなりのレベル」と強い自信。以前、英会話スクールのCMに出演していたが「そのせいで、英語がベラベラだと勘違いされたみたいで(笑)。何とか日本語の演技にしてもらい、物忘れが激しいときには、ここにいるスカーレット・ヨハンソンさんにカンペを持ってもらった」と舞台裏を明かした。また、少佐と深く関わる日本人女性を演じた桃井さんは、「一緒にお芝居をしていると、本当にいろんなものを与えてくれる、最高の女優さんなんです。それだけじゃなくて、人間的にも女性としても、超カッコ良くて、最高! とにかく、いるだけで幸せな現場でした」と共演したスカーレットを大絶賛。これを聞いたスカーレットが、感激のあまり、桃井さんに駆け寄り、熱い抱擁を交わす場面もあった。『ゴースト・イン・ザ・シェル』は4月7日(金)より全国にて公開。
【イマ旬!ハリレポ】『ゴースト・イン・ザ・シェル』の足を引っ張った“ホワイトウォッシュ”批判ってナニ? 2017.4.22 Sat 15:00 士郎正宗原作コミック「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」のハリ…