原案となったゲームは、ドキドキさせるアクション・シークエンスが有名だが、実写映画化するにあたり、ジャスティン・カーゼル監督が最も労力を注いだのは、ゲームのアクションを現実世界に置き換えることだったという。優れたアクションやスタントを称える「第7回トーラス・ワールド・スタント・アワード」で、最優秀高所スタント賞(Best High Work)に輝いた『007/カジノ・ロワイヤル』スタントマンのベン・クックは、本作のアクションシーンについて、「観客がスクリーンで目にする人々は、実際に(自ら)スタントをやっているんだ」と明かす。アサシンが屋根の上を息を切らすことなく飛び回るだけでなく、大音響を上げる馬車のチェイスや、丹念に作り上げた剣の戦い、接近戦で、その目がくらむようなアクションスタイルを目にすることができる。