本年度アカデミー賞では「長編アニメーション賞」と「主題歌賞」にノミネートを果たし、主題歌「どこまでも ~How Far I'll Go~」にも注目が集まっている、ディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』。この度、本作の日本語吹き替え版で伝説の英雄マウイ役を演じる尾上松也の歌声を収めた本編シーンが到着した。海に選ばれた少女モアナ──海が大好きな彼女は、島の外に出ることを禁じられながらも、幼い頃に海と“ある出会い”をしたことで、愛する人々を救うべく運命づけられる。それは、命の女神テ・フィティの盗まれた“心”を取り戻し、世界を闇から守ること。神秘の大海原へ飛び出した彼女は、伝説の英雄マウイと出会い、世界を救う冒険に挑む。立ちはだかる困難に悩み傷つきながらも、自分の進むべき道を見つけていくモアナだったが…。尾上さんが演じるマウイは、神に与えられた巨大な釣り針でどんな生き物にも姿を変える変身の達人であり、モアナが旅の途中で出会う相棒で、モアナの冒険のカギを握る重要なキャラクター。大きな体で一見怖そうだが、実は陽気で歌って踊れる5000才。『アラジン』に登場するジーニーのようにおしゃべりなお調子者で、自信とユーモアに溢れた愛すべきキャラクターだ。なぜ、“伝説の英雄”なのか。それは、世界を作ったのは“マウイ様のおかげ”だから。このほど解禁された歌唱シーンでは、マウイの数々の武勇伝が披露されており、島を海から引き上げたのも、空があるのも、火があるのも、昼間があるのも、全部マウイが作ったからだという。だから私たちはマウイに“ありがとう”と感謝すべきであり、それに対してマウイは「俺のおかげさ。どういたしましてユアウェルカム」と自信たっぷりに歌い上げている。また、彼の体に現れるタトゥーのひとつで、人格を持った“ミニ・マウイ”にも注目! 彼の分身であるミニ・マウイは、マウイが道理に反したことをしようとすると止めに入るなど、マウイの良心の役割を果たしている。『アラジン』のジーニーは1万年の間魔法のランプの中に閉じ込められていたが、このマウイも1000年間ある島に閉じ込められており、マウイはモアナと出会うことで、ようやく船で島から出ることができる。実は、彼にも冒険に出なければならない理由と秘められた過去があった…。マウイ役を演じた尾上さんは、「マウイはノリが軽くて明るく奔放なキャラクターに見えるのですが、実は傷つきやすく繊細。繊細な自分を守るため明るく元気に振る舞って虚勢を張っているだけで、そんな姿に誰もが共感し、身近に感じられるのではないかと思います」と意外な一面を明かしており、そんな繊細さを持つマウイにもぜひ注目して欲しい。『モアナと伝説の海』は3月10日(金)より全国にて公開。
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