英国のケンジントン宮殿が、ヘンリー王子とメーガン・マークルの交際を認めた。ヘンリー王子の兄・ウィリアム王子とキャサリン妃の公邸であるケンジントン宮殿は、8日(現地時間)にツイッターの公式アカウントで2人の交際を認める声明を発表した。声明では、交際報道が出て以来、メーガンに対して人種差別的な含みを持たせたコメントや「中傷や嫌がらせが殺到している」ことや、マスコミがメーガン本人の家に押し入ろうとしたり、過去の交際相手や友人、仕事仲間への取材攻勢をかけていることに言及。メディアや一般の人々に対して、関係者のプライバシーの尊重を呼びかけた。ハリーの愛称で親しまれている王子は、メーガンの身の安全が脅かされることを危惧しているという。「ハリー王子はミズ・マークルの身の安全を心配し、彼女を守れなかったことに失望しています。交際数か月という時点でミズ・マークルがこんな嵐のような状況にさらされるのは間違っています。王子は、コメンテーターたちが『これが彼女の払うべき代償だ』『これもゲームの一部だ』と言うことは承知していますが、まったく同意しません。これは彼女の人生であり、彼の人生です」。声明は、王子が「このような声明を発表するのは異例だとわかっている」ことを踏まえて、「なぜ公に話す必要があると感じたかを、フェアな心を持つ人々が理解してくれることを願っています」と結んでいる。