『ホビット』シリーズの監督としてお馴染みのピーター・ジャクソンがSF小説「移動都市」映画化に向けて動き出しているようだ。ジャクソンはフィリップ・リーヴ著作「移動都市」を基に脚本執筆に参加することになり、ジャクソンの長年のコラボレーターであるクリスチャン・リバーズが本作で監督デビューするようだ。ジャクソンは「クリスチャンは僕の親しいコラボレーターの一人なんだ。『移動都市』の中で描かれる折り重なった感情、驚くような映像は彼の初監督作として完璧な作品さ。フィリップ・リーブスの素晴らしい作品とともにクリスチャンがやろうとしていることはきっと唯一無二で壮大なものになるよ。明日にでも見たいくらいさ!」とコメントしている。「移動都市」はほか3つ「掠奪都市の黄金」「氷上都市の秘宝」「ア・ダークリング・プレイン」をあわせた4作品からなるシリーズの第1弾だ。荒廃した世界が舞台の同作品の中ではロンドンを含む多くの都市がエンジンで動いていた。主役の少年トム・ナッツワーシーは僻地からやってきた若い女性と一緒に、自分たちが暮らす世界を変えることができる方法を探そうとする。MTCとユニバーサルが資金支援を担当し、ユニバーサルは世界への配給も行うことになる。同作品の撮影は来年、ニュージーランドでスタートする予定だ。(C) BANG Media International