ビル・マーレイ(66)がコメディ界の最高栄誉マークトウェイン賞を受賞した。ワシントンD.C.のケネディ・センターで23日(現地時間)に開催された授賞式でこの名誉を受け取ったビルは、人が自身に対して良いことを言ってくると、疑いの目を向けてしまって苦労すると冗談交じりに語った。「僕の今日のテーマは、愛されているってことがどういうものかってことです」「自分によくしてくれる全ての人々の話を聞くのは本当に大変です。疑いの目を向けてしまいますからね」。「そこには愛があり、それは私たちと一緒についてくるものであり、一緒に進むものです。愛しています。それをお互いに言い続ける努力をしましょう」「愛が見えなくなったら、それは私が下へ降りるときです」「それを恐れるのと同じ分だけ、このアイデアにまた帰っていかなければならないのです。そこには愛がある。そこには愛がある」。2時間に渡って行われた授賞式で、『ゴーストバスターズ』『恋はデジャ・ブ』などで知られるビルの功績は、数々の関係者によって讃えられた。『ゴーストバスターズ』の監督アイヴァン・ライトマンはビルの演技の才能について「ビルにおいては、リハーサルは意味をなさないです。ビルは毎回のテイクで新しく素晴らしい何かを生み出します。だから監督は彼から目を離せないのです」と称賛した。さらに、マークトウェイン賞受賞歴があり、ビルとも共演したことのあるスティーヴ・マーティンは「君に、この(マークトウェイン賞の)クラブにようこそ、といいたいです」とビルの受賞を歓迎し、デイヴィッド・レターマンもコメントを寄せた。(C) BANG Media International