8時半からのコンペ上映を見るべく1時間前に入場し、ニコール・ガルシア監督新作の『From the Land of the Moon』から本日は開始。50年代の南仏を舞台に、美しい画面とクラシカルな品格を備えた愛の物語。ほぼ出ずっぱりのマリオン・コティアールを堪能する作品、かな。僕は『サンドラの週末』以来彼女に傾倒気味なので(遅いよ)、これはこれでよしとする。
すげー、と興奮しながらホテルに戻り、1時間ほどパソコン仕事。21時過ぎにまた外に出て、「ある視点」部門のイスラエル映画で、エラン・コリリン監督新作『Beyond the Mountain and Hills』へ。軍を引退した父、高校教師の母、そして人権活動に関心を示す高校生の娘の3者が、それぞれの試練に直面する模様を描くドラマ。