エイプリルフールにテイラー・スウィフトがインスタグラムに投稿したCMが思わぬスゴい効果を発揮している。テイラーと「Apple」が製作した「Apple Music」のジョークCM。内容はドレイクの「Jumpman」を聴きながらテイラーが歌に沿ってラップを歌いリズムを取って走っていると、歌に夢中になりすぎてバランスを崩し、思い切りコケて顔面を強打。“気を散らせるほど素晴らしい。聴きたい音楽を好きなだけ聴ける”「Apple Music」の宣伝になっているというもの。美人でスタイルもよくリッチ、結婚も間近の素敵なカレシもいるまさにパーフェクトガールの象徴のようなテイラーが、ド派手にコケてもなお歌い続けるユーモラスなCMはかなりのインパクトがある。このCMは瞬く間に拡散・再生され、それと共にテイラーにラップを“歌ってもらった”ドレイクの「Jumpman」の売り上げがうなぎ上りだという。「Adweek」の調べによると、iTunesでの売り上げ伸び率がなんと431%も増えたとのこと。思いがけない恩恵を受けたドレイクの反応が見ものだが、現在のところSNSなどでのコメントはまだない。いまや「Apple」と手を組んでいるものの、昨年6月に「Apple Music」のサービスが開始になった際、3か月間の体験期間中はユーザーの使用料がタダで聴き放題、その代わりにアーティストへの楽曲使用料を3か月間支払わないと宣言した「Apple」を批判し、考えを改めさせたこともあるテイラー。影響力のある世界の歌姫に敵はナシ! のようだ。