ニコール・キッドマンとキルスティン・ダンストが『白い肌の異常な夜』リメイク版のキャストとしてソフィア・コッポラ監督から白羽の矢を立てられているようだ。クリント・イーストウッド主演、ドン・シーゲル監督による1971年作では、南北戦争の時代を舞台にイーストウッド演じる負傷したアメリカ人兵士ジョン・マクバニーが敵軍の女学院で捕らわれの身となるが、欲望に満ちた校長などそこで出会う女性たちを次々に魅了し、その中で引き起こる嫉妬心から深刻な影響を受けることになる姿が描かれていた。「THE LAP」によればコッポラ監督はニコールにこの校長役、キルスティンに性欲を抑圧された教師役を演じてもらいたいという。エル・ファニングがすでに女学生の1人を演じることが決定しており、主役のマクバニー役が見つかり次第、年内にも撮影をスタートする方向のようだ。そんなニコールは編集者マックスウェル・パーキンスの伝記作となる『Genius』(原題)が控えており、一方のキルスティンはアダム・ドライバーと共演したSFドラマ作「ミッドナイト・スペシャル」に出演する。(C) BANG Media International