クリステン・スチュワートが短編映画でココ・シャネルに扮することになった。シャネルの創始者であるココとしてクリステンが登場するこのショートフィルムは、シャネルの現クリエイティブ・ディレクターであるカール・ラガーフェルドがメガホンを取り、架空のココの伝記を準備する裏舞台を描く。 カールはクリステンについて「クリステンは本当に本当に意地悪に演じたよ。テストのときだけ彼女を観ることができるけど、全てに不満を言っているんだ。ディレクターにもプロデューサーにも意地悪なんだよ」と「WWD」にコメントする。さらに、この短編映画の制作に至った理由を質問されたカールは、「シャネルについての映画は沢山作られているだろ。僕も作れるんじゃないかなって思ったのさ」と答えた。一方のクリステンは最近、デザイナーが手掛けたドレスを切るアイデアなどカールには大胆なインスピレーションがあると「NYLON」誌9月号に語っていた。「カールは私にドレスを切らせたのよ。そのドレスからベルトを私に盗ませて、それをほかのに巻きつけて。そのパフォーマンスの要素に本当に夢中になったわ。それでも、服を自分の着こなしにしなきゃね。いかにも衣装を着ているって感じたくないのよ」。この短編映画は12月2日(現地時間)にローマで開催されるメティエダールコレクションの発表の場でお披露目となる予定だ。(C) BANG Media International