『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う』から『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』まで、幅広く活躍する個性派サイモン・ペッグが主演を務める『しあわせはどこにある』。このほど、本作のビジュアルにも登場する、ペッグ演じる主人公ヘクターの恋人役ロザムンド・パイクのキュートなピンクのワンピースが、実際には全く違う色であることが分かり、そのメイキング画像がシネマカフェに到着した。迷える大人たちのための物語をフランス人精神科医が執筆し、日本でも翻訳されベストセラーとなった小説をもとにした本作。満たされた生活を送っているはずなのに、ふと人生に“幸せ”を感じられなくなった主人公の精神科医ヘクター(サイモン・ペッグ)は、思い切って、中国、チベット、アフリカ、そして元恋人が暮らすアメリカへ、世界を巡る旅に出る。本作で、へクターのしっかり者で美しい恋人クララを演じているのが、ロザムンド・パイクだ。“妻”、そして“女”の底知れぬ恐ろしさと不気味さを圧倒的な凄みで演じた『ゴーン・ガール』で一躍スターダムを駆け上がり、アカデミー賞「主演女優賞」にノミネート。ペッグとは、『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う』でも共演している。今回届いた画像は、サイモンとロザムンドが、本作撮影の合間に宣材物制作のために行ったフォトシューティング風景を捉えたもの。ポケットチーフをスーツの胸に収めた正装で決めるサイモンと手をつなぐのは、ポスタービジュアルでの姿そのままのロザムンド。しかし、ワンピースの色は黒で、よりクールな印象を与えている。ロザムンドが演じるクララは、製薬会社の宣伝部で働くキャリアウーマン。新薬のネーミングを考案する重要な業務を任されており、その仕事ぶりは社内からの信頼も厚い一方、毎朝ヘクターのために朝食やお弁当の用意をするなど、かいがいしくへクターを支えている。“幸せ”を探して旅に出る決意をした彼の背中も優しく押す、まさに完璧な女性だ。そのクララはワンピースを好んで身につけており、シーンに合わせて、大人のキュートを持ちつつもほどよく主張を感じさせ、ロンドンに生きる都会的な女性の着こなしを披露している。それが余りにもハマリすぎているのだが…。ヘクターの幸せ探しと2人の恋の行方だけでなく、クララの上級ファッション術も気になる本作。黒からピンクに染まるワンピースの秘密を、この物語から確かめてみて。『しあわせはどこにある』は6月13日(土)よりシネマライズ、新宿シネマカリテ、品川プリンスシネマほか全国にて公開。