ジェイク・ギレンホールはカンヌ国際映画祭で自身が審査員となっていたことで新作映画『Southpaw』(原題)の上映をあきらめなければいけなかったようだ。ボクシングの世界を描いたこの話題作は同映画祭で上映される予定となっていたが、ジェイクがワインスタイン・カンパニーの審査員の一員となっていたことで、審査員と俳優としてのPR活動両方をこなすのは困難になるだろうという判断から、上映を中止することになったと「New York Post」紙は報じている。その代わりに19日(現地時間)にプライベートな特別試写会が予定されていたものの、ジェイクが審査員としての仕事で多忙を極めていたため、こちらも中止になってしまったようだ。ジェイクは今回の映画祭でシエナ・ミラー、イーサンとジョエルのコーエン兄弟、ギレルモ・デル・トロ、ロッシ・デ・パルマ、ソフィー・マルソー、歌手のロキア・トラオレ、グザヴィエ・ドランと共に審査員を務めており、今月24日に発表されるパルム・ドールの受賞作を決定する役割を果たすことになる。『Southpaw』(原題)でジェイクはボクサーのビリー・ホープ役を演じており、ほかにもレイチェル・マクアダムス、ナオミ・ハリス、フォレスト・ウィテカー、リタ・オラ、タイリース・ギブソンらが出演している。アントン・フークアが監督を務めており、7月(現地時間)にも公開が予定されている。(C) BANG Media International