5月16日(現地時間)、マシュー・マコノヒー、渡辺謙が共演した話題作『SEA OF TREES』(原題)が第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で上映された。渡辺謙はブロードウェイで「王様と私」に出演中のため残念ながらカンヌには参加できなかったが、マシュー、ナオミ・ワッツ、監督のガス・ヴァン・サントがレッドカーペットに登場した。
ガス・ヴァン・サントは最高賞パルムドールを受賞した『エレファント』の上映時のことを思い出したそうで、「今日と明日で評判が変わることはよくわることだ。『エレファント』も賛否両論が激しく、会場の前で殴り合いの大げんかをした人までいた」と笑っていた。 舞台は富士山の樹海=SEA OF TREESだが、マシューたちが日本にいたのは3日間程度で、森の中のシーンはほとんどアメリカで撮ったという。