佐々木蔵之介と永作博美が絶妙のコンビで夫婦役を演じる、実在の闘病ブログから生まれた映画『夫婦フーフー日記』。このほど、“ヨメ”が残してくれた息子“ペ~”のために全力疾走を見せる、佐々木さんの奮闘パパぶりがよくわかる場面写真が到着した。38歳という若さでこの世を去ったヨメと、彼女を支え続けたダンナこと清水浩司さんの闘病ブログから生まれた「がんフーフー日記」を原作にした本作は、佐々木さん&永作さん、杉本哲太、佐藤仁美、高橋周平といった個性あふれるキャストたちが織りなす“泣ける”コメディ。映画化にあたっては、死んだはずのヨメがダンナの目の前に現れ、2人で夫婦だった時間をふり返るという設定が加えられ、ブログには書かれなかった夫婦の想い、そして家族の愛によりスポットを当てた形となっている。今回解禁となったのは、佐々木さん演じるダンナ・コウタが、高熱を出した愛する息子“ぺ~”のもとへとダッシュする場面写真。ヨメの死後、ダンナは男1人で息子“ぺ~”を育てていくことになったが、仕事をしながらの子育ては、想像以上に大変。ましてや、“ぺ~”の顔を見るたび、ヨメという存在が永遠にいなくなってしまったことへの大きな喪失感が襲ってきてしまう。そんなとき、ダンナのもとへ、闘病ブログの書籍化の話が舞い込む。「作家になりたい」という夢を叶えるチャンスを手に入れたダンナは、息子“ぺ~”を広島県の実家に預け、ひとり、執筆作業に励むことに。だが、それはまるで、悲しい現実からの逃避…。そしてある日、実家から“ぺ~”が高熱を出したという電話が! そこで、ダンナはいても立ってもいられなくなり、愛する息子“ぺ~”のもとへと疾走するのだ。ヨメがいなくて悲しくても、辛くても、息子にとっては自分がたったひとりの親。そんな大事なことを思い出させてくれた息子に会いに行く、何とも印象深いシーン。先日、ヨメ役の永作さんは母の日を前に「ベストマザー賞」に選ばれていたが、佐々木さん演じるダンナにとっても、父親としての思いを噛みしめる名場面となっているようだ。『夫婦フーフー日記』は5月30日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。