スコット・イーストウッドは以前、車の駐車係をしていたそうだ。『フューリー』での出演も記憶に新しいスコットだが、父クリントがエンターテイメント業界への手引きをしてくれたわけではなかったため、俳優としての仕事を得る前には数々の仕事をして生計を立てていたという。「NYLON」誌のインタビューでスコットは「駐車係とか工事現場とか、副業としてお金が稼げるものなら何でもやったよ。うちの父は補助してくれるようなタイプじゃないから、自分で働く必要があったわけさ」と説明している。そんなスコットは当初、母ジャケリン・リーヴスの名字を使ってオーディションを受けていたそうだが、途中で父の名字を名乗ることにしたのだという。「俺はただ『あぁ、これってバカらしいな。俺がこの職業をやっていくつもりなら、イーストウッドの名前を継いでいくべきだ』って思ったんだ」。現在は俳優として成功を収めているスコットだが、8年前にハリウッドでのセレブライフを捨てて引っ越してきたサンディエゴのカーディフ・バイ・ザ・シーから拠点をハリウッドへ戻すつもりはないそうだ。「ここにはでっちあげとか、気取ったやつとか一切いないし、誰も出世街道を登っていこうともしていないからね。それぞれ自分の生活を送って、ここにいて幸せな人しかいないんだ」。一方でスコットは先日、父クリントが自身の俳優としての活動に最も影響を与えた人物だと明かしていた。「俺は自分の演技を見返すのが嫌いなんだ。だって自分ではもっと良い演技ができたと思うのを使われることがあるからさ。でも俺は努力すればもっと良くなると分かっているんだ。うちの父は『ちゃんとその場に行って、文句を言わず、言うことを聞いて学べ』とよく言ったもんさ」「うちの父は俺が何をやろうとも良い結果を出すべきだってことをはっきり言っていたんだ」。(C) BANG Media International
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