ジャンル映画の祭典「第18回プチョン国際ファンタスティック映画祭(略称:PiFan)」が韓国・富川(プチョン)市で17日(現地時間)に開幕した。開幕式直然に雨が降り出すというあいにくの天気となったが、レッドカーペットには今年の受賞者であるヒョンビン、ソン・イェジン、キム・ウビン、チョ・ジヌン、映画祭の広報大使“PiFanレディ”を務めるシム・ウンギョンを始め、アン・ソンギ、カン・ハヌル、チョン・ユミ、キム・コッピら多くのスターや監督が登場。日本からも『円卓 ~こっこ、ひと夏のイマジン~』の行貞勲監督や、『ある優しき殺人者の記録』の白石晃士監督、葵つかさらが参加した。開幕式の司会は俳優シン・ヒョンジュンと女優イ・ユンナが務めた。時代劇に初挑戦した『逆鱗』のヒットで「プロデューサーズ・チョイス賞」を受賞したヒョンビンは、「これから多くのプロデューサーの方と仕事ができるように、そして様々な作品で観客の皆さんにお会いできるように頑張りたいと思います」と挨拶。『サニー 永遠の仲間たち』で注目を集め、今年『怪しい彼女』で20歳に若返ってしまう老女を熱演したシム・ウンギョンは、開幕の祝辞を述べようとして、緊張のあまり言葉に詰まらせるという初々しさを見せていた。PiFanではアクション、ホラー、コメディなどジャンル映画を中心に、世界48か国210本の作品が上映され、『ゴジラ』特集や、多くのイベント、舞台挨拶が予定されている。映画祭会場の最寄り駅である富川市庁駅まで、ソウル中心部からは地下鉄7号線で約1時間。「第18回プチョン国際ファンタスティック映画祭」は7月27日(現地時間)まで開催。