マット・デイモンが第5作目となる『ボーン』最新作でシリーズ復帰を果たすと報じられている。ロバート・ラドラムの同名著作を原作としたこの人気シリーズで記憶を失くした殺人者、ジェイソン・ボーン役を演じていたマットは、2007年発表のポール・グリーングラス監督作『ボーン・アルティメイタム』を最後にシリーズを去っていたが、この新作に向けて主役へ返り咲く方向で交渉中だと言われている。マットは以前からグリーングラスが監督をしない限り、シリーズには復帰しないと言っていた。「ポール・グリーングラスが監督を務めるなら、いつだって歓迎だよ」。しかしながら、シリーズ第5弾の公開予定日が2016年7月15日まで延期となったのは、『ワイルド・スピード』シリーズで知られるジャスティン・リン監督の下で主演を務めることに同意したからだと「latino review」は報じている。今年になってから製作を担当するユニバーサル社は、この新作の脚本に向けてマット主演作『インビクタス/負けざる者たち』のアンソニー・ペッカムを脚本家として抜擢している。マット不在のシリーズ第4作では、ジェレミー・レナーがエージェントのアーロン・クロス役として主役を務め、レイチェル・ワイズらと共に出演していた。(C) BANG Media International
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