“夢の国”ディズニーランドでゲリラ撮影を行ったことで、海外で話題を集めた映画『エスケイプ・フロム・トゥモロー』(原題)。日本でも先日、謎のカウントダウンを刻む日本版の公式サイトが立ち上がり、徐々に注目を集めている本作から、美しくも悪夢を彷彿とさせる特報映像が解禁された。本作は、アメリカのディズニーランド・リゾートおよびウォルト・ディズニー・ワールドリゾートにて撮影が行われたそうだが、“黒い夢の国”を舞台にしたブラック・ファンタジー作品とあって、ロケは無許可で敢行されたそうで、2013年11月に米国で公開され大いに物議を醸した問題作だ。今回解禁された特報でも、ディズニー作品でおなじみのミッキーやグーフィーなど…ある意味で、最も“危険”な映像がふんだんに盛り込まれている。モノクロで映し出されるその世界は、夢の国ならではの幻想的な雰囲気でありながら、明滅するネオンライト、歓喜する人々の表情、さらにグルグルと回る万華鏡のような演出も加わり、「悪いことは起こる…たとえ夢の国でも」と囁く少年の言葉が一気に不気味さを漂わせるものとなっている。存分に危険を孕んだ本作。果たして、無事に公開までたどり着けるのだろうか…。まずは夢の国で巻き起こる悪夢の一端を今回の映像から覗いてみて。映画『エスケイプ・フロム・トゥモロー』(原題)は公開日未定。