ジェームズ・フランコが『猿の惑星』シリーズ最新作となる『猿の惑星:新世紀(ライジング)』に出演するようだ。前作『猿の惑星: 創世記』でウィル・ロッドマン役を演じたジェームズは、続編でその役柄が登場する予定ではないものの、監督のマット・リーヴスは今回、ジェームズがカメオ出演する可能性を明かした。前作の未公開シーンが新作で使用されるのかという質問にリーヴスは、「Collider.com」で「ジェームズは登場するけど、それは彼の死を写した映像での再演とかそういう類の結末ってわけじゃないんだ」と話している。2011年公開の前作にキャロライン・アランハ役で出演したフリーダ・ピントーも続投はしないことになっている一方で、アンディ・サーキスは猿のシーザー役を再演する。さらにジェームズの出演についてリーヴスは「つまりシーザーは猿と人間の両方のコミュニティにつながりがあるってことなんだ。ウィルス性の大災害により死亡したウィルを父親に持つから人間にもつながりがあるし、猿はいまの家族だしね…」「この作品には感情的な見方がたくさんあるから、シーザーのその面を組み込むためには、父親のことに触れる必要があると感じたんだよ」「だから全部明かすつもりはないけど、シーザーがウィルという人間やその存在が自分にとってどういった意味を持つのかを思い返したり、つながりを持ったりする場面が必要になってくると思うんだ」と説明している。7月に公開が予定されている『猿の惑星:新世紀(ライジング)』には、ゲイリー・オールドマン、ケリー・ラッセル、ジュディ・グリアなども出演している。(C) BANG Media International