3月29日(月)、映画『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』の完成披露が行われ、ゲスト声優を務めた福士蒼汰、お笑いコンビ「パックン・マックン」のパックンことパトリック・ハーラン、そして主題歌を歌う柴咲コウが、レギュラー声優陣の高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也と共に舞台挨拶に登壇した。シリーズ18作目となる今作は、FBIとタッグを組み、凄腕の謎の狙撃手を追い詰めていくコナンたちの活躍を描く。英語での会話シーンも登場し、シリーズで初めて字幕がつく。初めて声優に挑戦した福士さんが演じたのは、32歳の元海兵隊員ケビン・ヨシノ。「32歳という僕より一回り年上の役だったので、どう演じようかと思ったんですが、僕は声が低いのでそれを活かそうと思ったんです。でも、自分で聞いてみたら全然ダメで…(笑)」と役作りには苦労した様子。「滑らかに話すんじゃなくて、大人なのでもっとかすれた感じにしなきゃと思ってやりました。きっと自分が32歳になったときは、こういう声になっているんじゃないかなと思います」と語り、パックンに「収録のとき、『この綺麗な透き通る声、ダメだあ! いいなぁそのガラガラ声!』と言っていたよね」と暴露されていた。そして、声の出演だけでなく、英語セリフの監修もしたパックンは、「この映画、本当に面白くて素晴らしいんですよ! 英語のシーンもありますし、全世界に伝えたい!」と力説。その手始めとして、現在、来日中のライオネル・リッチーに本作を薦めたそうで、「先日、ディナーを食べていたら、ライオネル・リッチーさんが隣の席にいたので、この映画の完成披露試写会に誘ったんですよ(笑)。かなり迷ったらしいですけど、今日は武道館でライヴなので、途中で席を立つ人がいたら、たぶんライオネル・リッチーさんだと思います」と明かし、笑いと驚きを誘った。一方、前作『名探偵コナン 絶海の探偵(プライベートアイ)』で声優を務め、今作では主題歌「ラブサーチライト」を手がけた柴咲さんは、前作での声優体験をふり返り「かなりのめり込んでやったので、また出たいです」とラブコール。今作のために書き下ろした「ラブサーチライト」の歌詞についても、「コナンくんが犯人を追いかけてるところって、サーチライトをあてているイメージがすごくあるんです。コナンくんの目の中には犯人しか見えていない感じを出したいなと思いました」と語り、“コナン愛”の深さを披露。「柴咲さんのこと、大好き!」と喜ぶ高山さんと笑顔を見せ合った。最後にはタイトルにちなみ、英語が得意だという福士さんが「I'll give it a shot!!」と流暢な英語で意気込みを語り、バズーカで的を撃ち抜くと「祝」の文字が出現。パックン、柴咲さんも続き「祝・完・成」の看板が完成し、会場は歓声に包まれていた。『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』は4月19日(土)より全国にて公開。
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