特に、劇中で強い印象を残すのが、主人公ソロモン役のキウェテル・イジョフォーと、黒人奴隷を演じるキャストたちが歌う「ロール・ジョーダン・ロール(Roll Jordan Roll)」。著名な黒人霊歌をソウルフルにアカペラで歌いあげ、本作を観賞した多くの人が絶賛。twitterにも“感動した!”という声が相次いでいる。
「西洋音楽に浸かって生きてきた主人公が、12年の苦悩の末に、黒人霊歌を歌う人々の輪に入っていき、泣く。自分は自由人だというプライドを持ち続けた彼が、教養や育ってきた環境を投げ出し、自らの血に染みた歌を口ずさむ。このシーンでぐっときてしまいました」という冷静な分析から、「劇中で強く印象に残る歌、『Roll Jordan Roll』がエンディングで流れてきたら涙が溢れました」や「『Roll Jordan Roll」を合唱のくだりで号泣。歌、歌わないとやってられないよねーほんと」「生きるため、生き抜くための歌。すさまじいな」など、ただただ圧倒されたという、つぶやきも多い。