『オズの魔法使』『太陽がいっぱい』など、1950~70年代を中心に映画の黄金時代に製作された傑作を、全国の映画館で1年間にわたって連続上映する「午前十時の映画祭」。今年、通算5回目となる「第二回 新・午前十時の映画祭」では、若い世代に本企画をもっと知ってもらい、劇場に足を運んでもらおうと「公式学生レポーター」を募集することが決定。鑑賞レポートは公式ウェブサイトにて公表され、最優秀レポートには賞金10万も用意されるという。若者たちの映画離れ、特に洋画離れが叫ばれる中、“ぜひ観てほしい”往年の傑作を再びスクリーンで観られると、2010年より毎年開催され、累計200万人を超える観客を動員してきた「午前十時の映画祭」。今年4月5日(土)から開催される「第二回 新・午前十時の映画祭」では、リクエストのあった日本映画のラインナップも加わり、全25作品を全国52の劇場やシネコンで1作品につき2週間上映する。そこで若い学生たちに、往年の傑作と言われる作品を映画館で観てどう感じるか? どう面白かったのか? を周囲に向けて発信してもらい、同世代に映画の魅力をアピールしてもらおうと、学生レポーターを募集することになった。同事務局ではこの経緯について、「昨年から1作品1週間上映を2週間上映に延長にしたところ、2週間目に学生の動員が少しずつ増加してきました。そこで、多くの学生のみなさんに『午前十時の映画祭』で過去の名作を観ていただき、若い人に映画の素晴らしさを知っていただきたいと考え、今回このような形で学生レポーターを募集することになりました」と語る。対象は、15歳以上25歳以下の学生のグループで人数は問わない。グループメンバー内の誰か1人が、上映最初の土日に映画館で作品を鑑賞し、水曜日の正午12時までに400字以上800字以下のレポートを書いて送ること、25作品すべてを鑑賞することなどが条件となる。鑑賞レポートは木曜日に「午前十時の映画祭」公式ウェブサイトにてアップされ、レポートが5本公表されるごとに10,000円の謝礼、本映画祭の広報などにも使用される優秀レポート2本には各5万円、最優秀レポート1本には10万円の賞金が用意されている。『オズの魔法使』『サウンド・オブ・ミュージック』『ブラック・レイン』『ゴースト/ニューヨークの幻』ほか、吉永小百合・主演の『細雪』や山田洋次監督×高倉健主演の『幸せの黄色いハンカチ』など今年も名作揃い。いまではなかなか観ることのできない傑作を映画館で、しかもデジタルで体験できる貴重な機会。名作が語り継がれる理由を、その目で感じて伝えてみては?「第二回 新・午前十時の映画祭」は4月5日(土)より全国52の劇場にてAM10時~開催。■学生レポーター期間:2014年4月5日~2015年3月20日■応募方法:専用応募フォームに下記項目を明記のうえ「午前十時の映画祭 事務局」まで送付。・グループ名・代表者氏名・代表者メールアドレスと電話番号・参加予定者氏名 ・鑑賞予定映画館・最近見た映画の感想文(400~800文字/1本)■応募締切:3月24日(月)正午12時まで■公式サイト:http://asa10.eiga.com/2014/