ジョニー・デップが15日(現地時間)、ロサンゼルスでメイキャップアーティスト&ヘアスタイリスト組合(MAHG)賞で優秀職人(Distinguished Artisan)賞を受賞した。この賞は今回初めて設けられたもので、ハリウッドのパラマウント・スタジオ・シアターで行われた授賞式では『シザーハンズ』から『ローン・レンジャー』まで、ジョニーが見せてきた奇抜な扮装の数々がスクリーンで披露された。直後に登壇したジョニーは「とても光栄です。でも、こうしてスクリーンで見ると、何てくだらないことをやったんだろうと気づきました」と照れ笑いしながらスピーチした。「実際、どうしてみなさんはまだ僕に仕事をくれるんでしょう? 僕はいろいろなことをやってきました。いくつかに関しては謝らなければならないかも。そうはしませんけど」と冗談めかしながらも、ジョニーは「僕は俳優として、毎回違うことに挑戦しています。メイクアップ・アーティストの方々の素晴らしい助けを借りて。彼らが僕のキャリアすべてを作ってくれました」と、これまで一緒に仕事をしてきたアーティストたちへ感謝の意を表した。長編映画部門では、現代劇のヘア・スタイリング賞に『大統領の執事の涙』、同メイクアップ賞に『プリズナーズ』が受賞。時代もの/キャラクターのヘア・スタイリング賞は『アメリカン・ハッスル』、同メイクアップ賞は『ダラス・バイヤーズクラブ』、特殊メイクアップ効果賞は『ジャッカス/クソジジイのアメリカ横断チン道中』に輝いた。