蜷川実花がビジュアルディレクションを担当していることでも話題の台湾発の中華史劇「蘭陵王」のDVDリリースを記念して2月4日(火)に都内で試写会が開催。IVAN(アイバン)が作品の魅力をアピールした。
南北朝時代を舞台にその美貌を恐ろしい仮面で隠して戦う蘭陵王と予言の力を持つ一族の血を引くヒロインの恋物語が展開する。 IVANさんは、この日は男装で来場。
実際に作品で蘭陵王がかぶっていた仮面で顔を隠して登場したが「本物と聞いて楽屋で間接キッスしちゃった!」とご機嫌だった。 作品について「ぶっちゃけ、見ないと思った(笑)」と普段、あまり喜んで見るジャンルの作品ではなかったと明かすが「1話と最終話だけ見ようと思ったら、2,3,4とハマっちゃった! いまでは仕事で見るのが惜しくて、晩酌しながら見てます。まさか自分がハマるとは…」と興奮気味に明かす。 特に見どころは「メンズのバリエーションの多さ! 誰選ぶ? って感じ」と語る。
IVANさんは常々、俳優の鈴木亮平が好きと公言しており、彼を思い浮かべて“妄想半身浴”をしているというが、最近では本作の登場人物を思い描いているとか。 蘭陵王のみならず、他の男性からも言い寄られるヒロインについては「私も最近、モテ期が来てて、(複数の男性に誘われることが)ないわけじゃないので気持ちが分からなくもないわ!」とニッコリ。「気を持たせるのがうまいんです。参考になります」と語っていた。
バレンタインデーが近いということで、IVANさんも気合い十分で準備中かと尋ねられると「私はバレンタインはそこまで意識してないんです」と意外な答えが…。“男性時代”は「最高で三十数個もらったことがある」というIVANさんだが、男女どちらの心理も分かるとあって「その日に向けて、努力するのは大事だけど構えすぎるのはよくない。さりげない環境を作る方がいいと思う」と持論を語る。ちなみに自身のバレンタインの一番の思い出を尋ねられると、カミングアウト後にある男性に渡したいと思いつつもためらっていたところ「向こうから近づいてきて『IVAN、おれのチョコは?』って言ってくれたの! まさか女の子として見てくれていると思わなかったので、嬉しかった」と明かした。
改めて、会場の女子たちにアドバイスを求められると「周りが気づかないところをほめると良いと思う。だから常日頃から見ていることが大事!」と語っていた。
「蘭陵王」DVDは2月5日(水)発売。