1月10日から12日(現地時間)の週末全米映画興行成績(出典:box office mojo)は、マーク・ウォールバーグ主演の戦争ドラマ『ローン・サバイバー』が、3,851万ドル(約40億円)を稼ぎ、首位を獲得した。アフガニスタンでの偵察作戦中に戦闘に巻き込まれ、部隊でただひとりの生還者となった米軍兵士マーカス・ラトレルの衝撃の実話を映画化。この成績は、クローバーフィールド/HAKAISHA』(’08)に次ぐ1月の歴代2位となる興収だ。監督は『キングダム/見えざる敵』(’07)『バトルシップ』(’12)のピーター・バーグ。アフガニスタンを題材にした映画はヒットしづらいというジンクスがあったが、ファン批評サイトでもスコア「CinemaScore」でも「A+」と評判が高く、息の長いヒットになる可能性がある。2位は前週首位の『アナと雪の女王』、3位には『ウルフ・オブ・ウォールストリート』が続いた。『ダイ・ハード2』(’90)のレニー・ハーリン監督が『トワイライト』シリーズのケラン・ラッツを主演に迎え、ギリシャ神話の英雄ヘラクレスの物語を描くアクション・アドベンチャー『Hercules: The Legend Begins』(原題)は4位に初登場。そして7位には賞レースでも注目の群像劇『8月の家族たち』がランクイン。トレイシー・レッツによるピューリッツァー賞&トニー賞W受賞の同名戯曲を、メリル・ストリープ、ジュリア・ロバーツ、ユアン・マクレガーら豪華キャストの共演で映画化した作品。また同じく賞レースをにぎわせているスパイク・ジョーンズ監督の『her/世界でひとつの彼女』、ジョエル&イーサン・コーエン兄弟監督の『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』は、拡大公開したにもかかわらず、それぞれ11位、15位と振るわず、期待はずれの結果になっている。順位は以下の通り。順位 タイトル 興収$ (累計$) 1. 『ローン・サバイバー』 38.5M (38.8M) 2. 『アナと雪の女王』 15.0M (317.6M) 3. 『ウルフ・オブ・ウォールストリート』 9.0M (78.5M) 4. 『Hercules: The Legend Begins』(原題) 8.6M (8.6M) 5. 『アメリカン・ハッスル』 8.6M (101.5M) 6. 『ホビット 竜に奪われた王国』 8.0M (242.2M) 7. 『8月の家族たち』 7.3M (7.8M) 8. 『ウォルト・ディズニーの約束』 6.5M (68.9M) 9. 『パラノーマル・アクティビティ/呪いの印』 6.3M (28.4M) 10.『Anchorman2: The Legend Continues』(原題) 6.1M (118.5M) 今週末は、トム・クランシー原作の“ジャック・ライアン”シリーズをクリス・パイン主演で描くシリーズ最新作『エージェント:ライアン』が公開。ジャック・ライアンが分析官からエージェントに転身するミッションを描く。
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