キャリー・マリガンがコーエン兄弟から仕事のオファーをされた際「心臓が止まった」と語った。コーエン兄弟の新作映画『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』で架空のフォーク歌手ジーン・バーキーを演じているキャリーだが、初めてコーエン兄弟が彼女を起用したいと聞いた時は心臓が止まるほどびっくりしたようだ。キャリーはマット・ロウアーが司会を務めるアメリカの朝の情報ニュース番組「トゥデイ」に出演した際、「私が『華麗なるギャツビー』をシドニーで撮影をしているときにメールが届いたんだけど、そのメールのタイトルは『コーエン兄弟の新作』ってなってたのよ。そのときは本当に心臓が止まったわ。だってコーエン兄弟の映画なんてオーディションに呼んでもらえるチャンスすらないって誰もが思ってるじゃない」「そしてロサンゼルスに宣伝で来たとき、私のホテルの部屋でこの怒りに満ちたジーン役のオーディションを受けたの」と語った。マットがキャリーに彼女がオーディションでコーエン兄弟を震え上がらせたと聞いたと伝えると、それに対してキャリーは「それってすごくいいじゃない! 思うつぼだわ。だって私の役はほとんどいつでも怒っていてかなり辛辣なのよ」と答えた。また、映画の中で歌うくらいならヌードになる方がましだというキャリーの以前のコメントに対して聞かれた際、「変な意味で本当よ。この映画の中で超一流の音楽家たちと共演しているの。伝説の人、Tボーン・バーネットが音楽担当。そしてジャスティン・ティンバーレイクでしょ。ジャスティンとは一緒に歌わなきゃいけなかったんだから。彼はプロでしょ。そんな人と競争しなきゃいけなかったんのよ」「私はこうした一流の音楽家に囲まれていたの。こんなすごい人たち全員の前で私の歌声を披露するってのはちょっとね…私は演技で歌う以外はみんなに歌って迷惑かけるつもりないわ」と語った。(C) BANG Media International