本年度カンヌ国際映画祭で満場一致で「パルムドール(最高賞)」に選ばれ、審査委員長スティーブン・スピルバーグを唸らせた『アデル、ブルーは熱い色』が2014年4月5日(土)に公開することが決定した。ある日、デートに向かう途中、アデルは青い髪の女性とすれ違った瞬間、世界が止まったかのように心奪われた。その後、その“青い髪の女性”画家のエマとバーで再会したアデルは、大人っぽい独特の雰囲気と、彼女の感受性の強さ・知性に魅了され、一途にのめりこんでいく――。数年後、教師になったアデルは自分をモデルに絵を描くエマと暮らし、幸せな日々を送っていた。しかし、エマの作品披露パーティの後、アデルは彼女の態度が急に以前と変わったことに気がつく…。フランスの人気コミック「Blue is the warmest color」を原作に、青い髪の画家・エマと運命的に出逢い、一途な愛を貫くアデルの情熱的な人生を描いた本作。オスカー前哨戦とも言われる第80回ニューヨーク批評家協会賞で「外国映画賞」を受賞し、アカデミー賞への道にますます注目が集まる。青い髪をもち、独特な雰囲気を醸し出すエマを演じたのは、『マリー・アントワネットに別れをつげて』のレア・セドゥ。そんなエマに魅了されていくアデルには、強烈な印象をフィルムに刻み込んだ新星女優アデル・エグザルコプロス。この女優2人に史上初の「パルムドール」をもたらした大胆なラブシーンは、絵画のように肉感的で美しいと大喝采に包まれた。フランスでの大ヒット公開に続き、アメリカでも好調なスタートを切っている本作。この究極の愛と美を描く衝撃作でフランスが誇る新鋭女優たちはどんな花を咲かせるのだろうか。『アデル、ブルーは熱い色』は、2014年4月5日(土)新宿バルト9、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。