クエンティン・タランティーノが次回監督作は西部劇になると発表した。西部劇である最新作『ジャンゴ 繋がれざる者』でアカデミー賞の脚本賞に輝いたタランティーノは、同作の製作を非常に楽しんだために、次回も同じく西部劇を描く作品を作ることに決めたそうだが、同作の続編というわけではないという。26日(火)に米トーク番組「ザ・トゥナイト・ショー・ウィズ・ジェイ・レノ」に出演した際、タランティーノは「正式にはまだ公表していないことなんだけど、次回作のジャンルは…ウェスタンなんだ」「『ジャンゴ 繋がれざる者』の製作はすっごく楽しかったし、個人的にウェスタン映画は大好きなんだ。これでウェスタン作品の作り方を習得したから、『オーケー!もうコツはつかんだから、もう1作やろう』って感じで決めたのさ」と明かしていた。監督のみならず脚本も自ら執筆しているタランティーノは、1日の大半は脚本を書くことに時間を費やしていて、自宅のプールでリラックスしながら物語の展開を練ると製作課程を語った。「(2009年公開の)『イングロリアス・バスターズ』くらいのときから、朝の10時に書き始めて午後5時、6時、7時くらいまで続けるようになったね」「それからプールに入ってストーリーを考えたりするんだけど、そんなときにアイデアが浮かぶものなんだ…そんな感じで進めていくのさ。しばらくしたらプールから出て、メモを書き留めるんだけど、そのときはそこまで。それで翌日になったら、そこからスタートさせるんだ」。
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