アンジェリーナ・ジョリーがアカデミー賞の1つであるジーン・ハーショルト友愛賞を受賞、16日(現地時間)にロサンゼルスのハリウッド・アンド・ハイランド・センターで行われたガヴァナーズ・アワード授賞式に出席した。ジーン・ハーショルト友愛賞は、映画界の発展に大きく貢献した人々に贈られるもので、アンジェリーナは国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)親善大使として世界各地の紛争地帯を訪れ、性暴力防止運動に携わるなど、長年に及ぶ人道支援活動が評価された。「アトリエ・ヴェルサーチ(ATELIER VERSACE)」の黒のロングドレス姿のアンジェリーナは、「サン・ローラン(Saint Laurent)」のタキシードを着た婚約者のブラッド・ピット、12歳になった長男・マドックスくんとレッド・カーペットを歩いた。パパと同じタキシード姿のマドックスくんはすっかり成長して、表情も大人びてきた。アンジェリーナは受賞スピーチでブラッドに向かって「マイ・ラブ。あなたのサポートとガイダンスのおかげで、すべてが実現できているのよ」と、マドックスには「泣かないわ。約束する。あなたを困らせないから」と感極まった様子で語りかけた。「あなたと、あなたの弟妹たちの存在が私の幸せです。あなたたちのママである以上に誇らしいことなんてないわ」。そして目に涙を浮かべながら、「母に頼まれたことをこれからもやり続けます。全力で、この人生をかけて努力します。今日ここに立てたのは、母に頼まれたことを私が行った結果だと思います。もし生きていたら、とても誇りに思ってくれたことでしょう。ありがとうございます」と締めくくった。