日時:11月11日(月)12:30開場/13:00開映
場所:スペースFS汐留(東京・新橋)
ペコロスとは、小さな玉ねぎのことで、岡野の愛称。「ハゲた息子が母に会いに行く、その繰り返し」という、認知症の母との何気ない日常をベースに、原爆が落とされて間もない頃の父母、酒乱だけど本当は優しい父と過ごしたゆういちの少年時代、母の元を訪れる父の幻影といったエピソードが織り交ざっていく…。
長崎を舞台に、グループホームで暮らす89歳の認知症の母親とのおかしくも切ない日常を描いた岡野雄一による同名のエッセイ漫画を映画化した『ペコロスの母に会いに行く』が11月9日(土)に長崎先行上映、11月16日(土)より全国にて公開される。『喜劇・女は度胸』『男はつらいよ フーテンの寅』など卓越した人情喜劇で映画ファンを唸らせてきた、森崎東監督が手がける本作。主演は長崎出身の岩松了(『謝罪の王様』)と、数々のドラマや映画に出演し89歳にして映画初主演を務めた赤木春恵。共演者には原田貴和子、加瀬亮、竹中直人、原田知世ら豪華俳優陣が集結している。親子のほほえましいやりとりや、ゆういちが幼いころの家族で過ごした時間など、現在と過去が入り交って描かれる、ユーモラスながら、ときにほろりとさせられる物語。こちらの公開に先駆けて『ペコロスの母に会いに行く』試写会に5組10名様をご招待。
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