映画『ローン・レンジャー』のジャパン・プレミアが7月18日(水)に都内で開催され、来日中のジョニー・デップ、アーミー・ハマーらがレッドカーペットを歩き、ファンの熱烈な歓迎に応えた。アメリカでラジオドラマ、TVシリーズとして愛されてきた西部を舞台にしたヒーロー活劇の映画化。兄を殺された悲しみを胸に悪党に立ち向かう男の戦いを描いており、ジョニーは彼を助け、導く奇妙なネイティブ・アメリカンの男で“悪霊ハンター”を自称するトントを演じている。夕方からの雨にもかかわらず、会場には2千人の熱狂的なファンが足を運び、会場外の沿道にまで人があふれた。最初に会場に姿を現したアーミーは妻でモデルのエリザベス・チェンバースを同伴! 愛妻家で知られる彼らしく、手を繋いでレッドカーペットを仲良く歩く姿も見られた。続いてゴア・ヴァービンスキー監督とプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーも来場。ジョニーのファンにとっては2人は『パイレーツ』シリーズの頃からの“盟友”であり、歓声とサインを求める声が駆け巡った。そしていよいよ大トリでジョニーを乗せた車が到着すると、会場には耳をつんざくような歓声が響き渡った。この日は地方局も含め全国各地のテレビ局から総勢110人もの取材陣が駆けつけており、ジョニーはすぐにその取材対応に追われたが、それが落ち着くとすかさずカーペット脇で待つファンの元へ。この後、プレミア上映への出席も控えておりタイムリミットが迫る中、丁寧にひとりひとりのファンのサインや握手の求めに応じていた。壇上へと上がったジョニーは日本のファンに向けて「こんばんは。映画へのサポートをありがとう」と挨拶。映画については「もしも『パイレーツ』シリーズが好きなら、この映画もきっと楽しんでもらえるはず。東京に戻ってきて、誇りに思っている作品をみなさんにお届けできるのが本当に嬉しいです」と語りかけた。ヴァービンスキー監督は「コンバンハ、キモサベ」と劇中のジョニー扮するトントが“友達”という意味で使う“キモサベ”という言葉でファンに呼びかけ、ファンの心をわしづかみ!そしてアーミーの挨拶の順になると、アーミーはすでに自分でマイクを手にしているにもかかわらず、なぜか両サイドのジョニーとヴァービンスキーがインタビュアーよろしく自らのマイクを差し向け笑いを誘うなど、仲の良い様子をうかがわせた。アーミーは「自分たちも楽しんで作った作品だからきっと、みなさんにも気にいってもらえるはず」と作品をアピール。最後まで熱気に包まれたまま、レッドカーペットイベントは幕を閉じた。『ローン・レンジャー』は8月2日(金)より全国にて公開。
アーミー・ハマーのドキュメンタリー製作者に被害者が憤慨「トラウマを悪用するのは最低」 2022.9.5 Mon 14:00 2日(現地時間)、HBO MaxとDiscovery+で、アーミー・ハマーを…