マライア・キャリーが「アメリカン・アイドル」の審査員を降板した。最新シングル『ビューティフル』の売り上げも好調なマライアは、ワールドツアーの敢行を理由に、たった1シーズンのみ務めた審査員の座を降りると今回発表した。マライアは自身の広報担当者の発表したコメントを再度自分のツイッターから投稿している。「『ビューティフル』が30か国で1位を記録する世界的ヒットとなっており、マライア・キャリーはワールドツアーの敢行と『アメリカン・アイドル』からの離脱を発表しました」。番組を去ると発表したのは、ランディ・ジャクソンに続いてマライアが2人目となる。番組当初から審査員を担当していた古株のランディだったが、ほかの仕事に集中したいことを理由に降板を決めており、「この番組がテレビや音楽業界を永遠に変えたことを誇りに思ってるよ。俺にとっても1度の人生であるかないかの大きな機会だったけど、自分の会社のドリーム・マーチャント21やその他のビジネスに集中するのを楽しみにしているんだ」と説明している。残るは今シーズンでマライア、ランディと共にパネラーとなったニッキー・ミナージュとキース・アーバンの動向だが、今回さらに3人目としてニッキーの降板も発表されている。ニッキーは「私の人生を変えるような経験をさせてくれてどうもありがとう『アメリカン・アイドル』! かけがえのない経験だったわ! でも自分の音楽に集中するときが来たの!!!」とツイートした。(C) Getty Images