アンジェリーナ・ジョリーが11日(現地時間)、ロンドンで行われている主要8か国(G8)外相会合の1つに出席した。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の特使として、中東やアフリカなどの紛争地帯を歴訪しているアンジェリーナは先日、イギリスのウィリアム・ヘイグ外相とともにアフリカのコンゴの避難民キャンプを訪問したばかり。会合後に各国外相とともに会見に出席したアンジェリーナは、「何百人、何千人もの女性や子供たちが、私たちの生きるこの時代に、紛争下の性暴力の被害を受けています。戦時下のレイプは防ぐことができます。この問題に向き合わなければなりません」と訴えた。アンジェリーナはさらに「レイプは女性だけの問題ではありません。人道的、世界的な問題です」と畳みかけ、「ボスニアを始め各地で被害者の方々に会いました。彼らは、世界が自分たちに対して無関心だと感じています。でも、今日ここで彼らの声が世界に届いたと信じています。ついに彼らに希望をもたらすことができるのだと」と語った。(C) Getty Images