これまで、スピーチの際には、こんなハプニングがありました。第45回、マーロン・ブランドが『ゴッドファーザー』での主演男優賞受賞を拒否。アクションのひとつとして、ネイティブ・アメリカンの女性を代理人として会場に送り、「ハリウッド映画におけるネイティブ・アメリカンの描き方が不当だ」という主張を代弁させました。第75回には、マイケル・ムーアが、イラクへの空爆を開始した政府に対し抗議。当時の大統領へ「Shame on you!」と叫びました。ドキュメンタリー監督であり、常に弱者の味方である彼らしい受賞スピーチでした。