ベネディクト・カンバーバッチは、“悪役俳優”だと思われたくないようだ。J.J.エイブラムス監督の新作『スター・トレック イントゥ・ダークネス』で悪役ジョン・ハリソンを演じているベネディクトは、「雄弁なイギリス人の“悪役俳優”」という認識をファンに持たれることを心配していると「The sun」紙に語った。「僕はアメリカでイギリス人俳優が『なんてこった、奴は舞台俳優みたいじゃないか。演技は最悪だな。いっそのこと悪役を与えて、もっと悪い奴にさせた方がいいんじゃないか』って言われることくらい知ってるさ(笑)」。そんなベネディクトは、いままで「スター・トレック」シリーズをTVや映画で見たことはあるものの、特に同シリーズにハマったことがなく成長過程で「大きな影響」も受けなかったため、“トレッキーズ”なる「スター・トレック」信者たちの仲間入りはできなかったと続けた。「もちろん『スター・トレック』は知ってたし、いくつか映画も観てきたけど、大ファンになることはなかったね」、「僕は学生時代にクラブ活動に熱中したことはないんだ。実際、サッカー部にだって入りたいとは思わなかったね。多分それは僕がひとりっ子だったのに関係してると思うな。僕はグループでつるむのは好きだけど、何かにハマるってことはなかったんだ。Tシャツを買うことと同じくらいなんだ」。
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