『007』シリーズ最新作『007 スカイフォール』のジャパン・プレミアが11月19日(月)に都内で開催され、ボンドガールを務めたベレニス・マーロウ、スペシャルゲストとしてロンドンオリンピックのレスリング女子55キロ級金メダリストで先日、国民栄誉賞を受賞した吉田沙保里が出席した。シリーズ誕生から50周年記念作品となる本作。盗まれた極秘ファイルを奪還するために敵と格闘中に味方の誤射によりボンドが転落してしまい…。MI6を知り尽くした元エージェントで、任務中に組織から消されたことを恨む男・シルヴァが復讐を胸にボンド、そして大英帝国に襲いかかる!舞台挨拶前に行われたレッドカーペットイベントには黒いドレスで登場したベレニスだったが、今回は胸元の開いた明るい色のドレスで登場。満員の観客を前に日本語で「みなさん、こんばんは」と挨拶した。ダニエル・クレイグ演じる“007”との共演については「ジェームズ・ボンドと共演するために毎朝早起きするのは大変だったわ(笑)」と冗談めかして答えつつも、「素晴らしい経験になりました」と充実した表情を見せた。改めて本作について「素晴らしい才能、そして美しい心を持った方々と一緒に組んで作ることができました。ぜひ楽しんでいただけたら」とこれから映画を観るファンに呼びかけた。吉田さんは、ボンドガールもかすむような鮮やかな真紅のドレスで登場。「ボンドガールの仲間入りができるようにキメて来ました」と対抗心を露わに。「こんな素晴らしい綺麗な格好をすることもないので」と照れつつ、「(ボンドガールに)なりたいなと思いました」と美しいドレスに身を包んですっかりその気になったようだ。ひと足先に映画を鑑賞したが、ボンドについて「国を愛し続けて戦う姿がカッコいいです」と絶賛する。戦う姿だけでなく「シャワーでキスしているシーンが…」とセクシーな姿にもメロメロ。「もし自分だったらと想像した?」という報道陣の問いかけに「そこまで妄想はしてないです!」と笑顔で返していた。「007」シリーズは50年で23作、吉田さんはオリンピックと世界選手権合わせて13連覇と積み重ねによる偉業は共通するところだが「私の場合はみなさんの応援のおかげ。この映画のように愛され続けるように頑張りたい」と慢心することなくさらなる継続へ向けて意気込みを語った。『007 スカイフォール』は12月1日(土)より公開。
最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の予習にぴったり!ダニエル・ボンドの軌跡をふり返る特別映像 2021.9.17 Fri 9:30 全世界待望の「007」シリーズ25作目、シリーズ最新作となる『00…