大人から子供まで人気を集めたTVアニメ版の「るろうに剣心」の放送時は、「JUDY AND MARY」の「そばかす」や川本真琴の「1/2」など、本作の主題歌に抜擢される曲はヒット曲のステイタスを得ていた。待望の実写映画化の主題歌に抜擢された「ONE OK ROCK」はエモ、ロック、メタルの要素を詰め込んだサウンドとアグレッシブなライヴパフォーマンスが若い世代に絶大な支持を集めており、昨年には全国各地の夏フェスを総なめにし、横浜アリーナや武道館クラスのライヴチケットも即日完売するほどの人気ぶり。実は、主演の佐藤さんとメンバーはプライベートでも親交が深いようで、今回の抜擢についてメンバーのTakaさんは「興奮と不安が入り乱れる思いでした。(映画を)観終わった瞬間にものすごいインスピレーションに駆られたことを覚えています」とコメント。本作のために書き下ろした主題歌「The Beginning」は「自分たちを200%表現できた楽曲になったと思ってます!」と胸を張る。
一方、撮影中は同バンドの音楽を聴いて気持ちを盛り上げていたという佐藤さんは、「いままでに観たことのない映画の世界観に『ONE OK ROCK』の音楽が加わって、さらにドラマティックな作品に仕上がりました」と、本作に生み出されたさらなる深みを示唆する。