今年のハロウィンは日曜日(10月31日)ということもあり、例年に増して、わが子とコスプレに興じるハリウッド・スターが街に繰り出した年となった。「SEX and the CITY」シリーズのミスター・ビッグことクリス・ノースは『トイ・ストーリー』のバズ・ライトイヤーのコスプレ。2歳の息子・オライオンがスパイダーマンに扮したノース家のテーマは“スーパーヒーロー”だったようだ。毎年、衣裳のみならずメイクにまで凝りに凝ったコスプレを披露するケイト・ベッキンセールと夫のレン・ワイズマンはフランケンシュタインとその花嫁に扮した。そんな中、今年最大のインパクトを与えたと言えそうなのは、あのハリソン・フォード一家。妻のキャリスタ・フロックハートのミス・ピギー姿も驚きだが、尼僧のコスプレのハリソンは衝撃的。こんないかめしい表情の尼さんは欧米の教会に本当にいそう。力の入った両親に対して、9歳の息子・リアムはロサンゼルス・ドジャースのユニフォームを着ただけ、というシンプル・スタイル。お気に入りのマット・ケンプ選手に扮しているらしい。はっきり言って、子供たちより自分たちが楽しんでいるのでは? と思えるスターたち。童心に返っているのか、役者の血が騒ぐのか。いずれにしても微笑ましい。© Splash/AFLO