俳優からラッパーへの転身を図った義兄、ホアキン・フェニックスを追ったドキュメンタリー映画『I'm Still Here』(原題)が9月開催のヴェネチア国際映画祭で上映されるケイシー・アフレックが、本作の女性スタッフ2人からセクシャル・ハラスメントで訴えられている。
「The Hollywood Reporter」誌によると、まず最初に訴えを起こしたのはプロデューサーのアマンダ・ホワイト。ケイシーが女性との性的関係の武勇伝の数々を吹聴して不快な思いをさせたり、宿泊先のホテルの部屋へアマンダを連れ込もうとするなど、撮影中に様々なセクハラを受けたという。彼女が部屋へ行くのを拒むと、後にケイシーは彼女のギャラの支払いを拒否したという。アマンダはセクハラに加えて、口頭契約違反と精神的苦痛を受けたとして、200万ドルの損害賠償を要求している。