女優の永作博美が2月23日(火)、東京・帝国ホテルで行われたWOWOWの主演ドラマ「蛇のひと」の発表会見に、ブルガリの約450万円相当のジュエリーを付けて登場した。商社のOL・陽子(永作さん)が、上司の部長が自殺した日に失踪した課長(西島秀俊)を探す過程を通じ、人間の不可解な業を描き出すヒューマン・サスペンス。第2回WOWOWシナリオ大賞受賞(三好晶子)作品のドラマ化。監督を『重力ピエロ』などの森淳一が務める。タイトルに引っ掛けて、蛇をモチーフにしたホワイトゴールドにダイヤモンドを散りばめたバングルを左手首に付けた永作さんは、左腕を上下させて450万円の重みを感じて笑顔。自身の中に蛇は潜んでいる? の問いに「人間、頭があるワケですから善悪、損得を考えるし、間違いなく潜んでいる、確かです。それに気づけていないのか、これから出てくるのか。出てきても対応できる人間でいたい。そういう部分があることを認めたいですね」と、どんとした構え。同じ質問に西島さんは「確信を持って人に害を及ぼす役が多くて、自分はそういう人ではないんですけど、そういう役をもらって『できる!』と思うので…潜んでいるのかなと思います」と思案顔。左手人さし指には約124万円のブルガリの蛇型指輪を付けており「普段ジュエリーって付けませんが、これから前向きにチャレンジしたい」と照れていた。同作について永作さんは「台本を読み、とにかく新鮮で読んだことがないと思い、自分でどう形にしていくか楽しみだった。人間の変化、心の変化を感じながら見てほしい」とクオリティをアピール。劇中、口笛を吹く場面があるが「口笛でしょ、って思ったんですが、肺活量の問題で大変でした。息が続かないんですよ。難しいですね、口笛って」と愛嬌タップリに語った。西島さんは劇中、大阪出身の設定で「正直、関西弁の役は避けていました。ハードルが高いので。今回はしかも言葉で人をふっとある方向に持っていく役で。國村隼さんとか実際に関西出身の人の前だったのでプレッシャーでした」と苦笑いし、会場の笑いを誘っていた。ドラマW「蛇のひと」は3月7日(日)午後10:15〜WOWOWにて放送。ドラマW「蛇のひと」公式サイトhttp://www.wowow.co.jp/dramaw/hebi/