ロバート・ネッパー、サラ・ウェイン・キャリーズに続き、インタビューに応じてくれたのはリンカーン・バロウズ役のドミニク・パーセル。弟思いのワイルドな兄・リンカーンの登場です。以前に話を聞いたときは「僕自身はリンカーンほど喧嘩っ早くはない。情熱的でキレやすいところは似ていなくもないけれどね」と役と自分の違いを語っていたドミニクですが、4シーズン目ともなると、役作りさえも必要なくなる瞬間がしばしば訪れるのだそう。「リンカーンという役に何を求められているのか、以前よりもすんなり理解できるようになった気はしている。まあ、それでギャラを貰っているのだしね(笑)。いまや僕はリンカーンという男を熟知している。役を演じるのも容易になってきたし、準備はほとんど必要ないんだ」。言われてみれば、そもそも野性味あふれる風貌のドミニクに、より一層リンカーン的鋭さが増したような…。リンカーンという役に対し、長く真摯に向き合ってきた俳優ドミニク・パーセルらしさを見せつけられた思いになりました。シーズン3では塀の中の弟・マイケルを救うべく、彼なりに奔走していたリンカーンですが、ファイナル・シーズンでは常に近い位置で兄弟タッグ。いよいよリンカーン&マイケル兄弟の逆襲が始まります。そんな中、リンカーンには、あっと驚く衝撃の展開も…。「リンカーンはもともと気性の荒い男だけれど、今シーズンはそんな彼の怒りをますます目の当たりにすることになると思うよ。組織の陰謀を根底から覆すために体を張るからね。でも、正直なところ、彼はちょっとうんざりもしているんじゃないかな。困難に見舞われてばかりだから」。そうなんです。リンカーンは常に一難去ってまた一難状態。彼が心穏やかに暮らせる日は訪れるのでしょうか…、そこもファイナル・シーズンの見どころです。ところで、インタビューの冒頭、噛んでいたガムを口からにゅるりと吐き出し、セットの隅を目掛けてシュピッと格好よく(?)投げ、どこまでワイルドガイなんですか…とツッコみたくなるほどリンカーンらしさ全開に振る舞っていたドミニク。ところが、質問の中に出てきたある単語を卑猥な言葉と聞き違えた瞬間から、笑いが止まらない状態に。発言主を指差し、「彼女、○○って言ったよー」とキャイキャイ。ただの子供じゃないですか…。リンカーンからは想像もつかない、ちょっと愉快な光景でした。さてさて、「プリズン・ブレイク」現場取材レポ最終回となる次回は、いよいよ“彼”の登場です!「プリズン・ブレイク ファイナル・シーズン」<レンタル>・Vol.1〜3 レンタル中・Vol.4〜6 6月3日(水)レンタル開始※Vol.7、8 9月2日(水)レンタル開始予定「プリズン・ブレイク ファイナル・シーズン DVDコレクターズBOX1」(6枚組・全11話)発売日:6月3日(水)価格:10,290円(税込)※<初回生産限定版>には『ダージリン急行』DVD付き発売元・販売元:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン© 2009 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
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