新作『The Rum Diary』(原題)ロケ撮影地でのジョニー・デップ -(C) Splash/AFLO
ジョニー・デップが新作『The Rum Diary』(原題)のクランクインを控えて、撮影地のプエルトリコのサンフアンに滞在中。スクリプトらしき書類を抱えて、ボートに乗っている姿を目撃された。
来週30日から撮影開始予定の『The Rum Diary』は、いまは亡きジョニーの親友、ハンター・S・トンプソンの自伝的な小説を映画化するもの。50年代のサンフアンを舞台に、人生の岐路に立つフリー・ジャーナリスト、ポール・ケンプの破天荒な生活を描く。
トンプソンの原作を映画化した『ラスベガスをやっつけろ』('98)に出演した直後からジョニーは『The Rum Diary』の製作に着手したが、なかなか進展せず、出演を予定していたベニチオ・デル・トロやジョシュ・ハートネットらの名前はキャストから消えている。代わりに、アーロン・エッカート、ジョヴァンニ・リビシ、本年度アカデミー賞主演男優賞候補のリチャード・ジェンキンス(『ザ・ビジター』<原題>) 、アンバー・ハードが出演し、監督は『ウィズネイルと僕』('88)のブルース・ロビンソン。公開は来年の予定。