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【シネマモード】2010年 映画ファッションのいままでとこれから
2010年も、半分が過ぎました。これまでどんな映画に出会いましたか。その中で、お気に入りのファッションは、見つかりましたか? 映画とファッションは切っても切り離せないもの。映画の印象と、そこに登場するファッションは強く繋がっているものです。例えば、『ローマの休日』とオードリー・ヘップバーンのファッションのように。今年、そんな素敵な関係は見つけられたでしょうか。

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【シネマモード】この人に会いたい!『パリ20区、僕たちのクラス』L・カンテ監督
中学校は、あなたにとってどんな場所でしたか? 楽しい思い出ばかりなら、あなたはかなりの幸せ者。学校は社会の縮図とも言われます。大人の世界の問題が、そのまま子供の世界に反映されているとも。そう、なかなか深刻な世界なのですよね。もしかすると、私たちが知る時代に比べ、いまはよりシビアな問題も多いのかもしれません。

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【シネマモード】フランス映画界の異端児に直撃! 「敵が僕を強くしてくれるんだ」
『カルネ』、『カノン』などで国際的に評価を集めながらも、その過激な作風で“フランス映画界の異端児”との異名をとるギャスパー・ノエ監督。時間を逆戻りさせるという驚異の演出で紡ぐ衝撃の問題作『アレックス』から7年——。待望の新作『エンター・ザ・ボイド』がようやく日本に到着しました。あてもなくTOKYOにやってきて、日々ドラッグに溺れるオスカーと、彼を頼りにやって来た妹リンダを軸に語られる、不思議な輪廻転生の物語。シネマカフェでは、今年3月に行われたフランス映画祭のために来日していたノエ監督を直撃。新作について話を聞きました。

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【シネマモード】キャメロン・ディアスが着る、70年代という必然性『運命のボタン』
「風が吹けば桶屋が儲かる」や、「ある場所で蝶が羽ばたくと地球の反対側で竜巻が起こる」とされるバタフライエフェクトが表しているように、物事には、常に結果がつきものです。互いに関連のなさそうなことであっても、実は影響しあって世界が成り立っていることを示す言葉ですが、洋の東西に関係なく、人間って同じ事を考えているものですね。

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【シネマモード】映画館で観る、本場のバレエ エドワード・ワトソンに直撃!
今年のゴールデン・ウィーク、いかがお過ごしでしたか? 私は、有楽町のGWを彩る恒例のクラシック音楽イベントとなった「ラ・フォルジュルネ・オ・ジャポン 熱狂の日」に例年通り通いました。低価格で一流の演奏会が楽しめるのですから、ファンにも初心者にも嬉しいイベント。やっぱり、クラシックは劇場に足を運んでこそのものです。

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【シネマモード】ソフィー・マルソー、木村多江らが示す映画とブランドの素敵な関係
映画と食。映画とコスメ。映画とファッション。映画は様々なライフスタイルと深い関係を持っています。食やコスメやファッションなどに関わる仕事(取材)をしているときでも、映画とライフスタイルの密接な繋がりを発見することが多く、とても楽しいのです。

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【シネマモード】人間とは、ないものねだりな生き物なのね。『17歳の肖像』
とにかく、すこぶる評判が良い『17歳の肖像』。主演の新星、キャリー・マリガンが本年度のアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、さらには作品賞、脚色賞にも選ばれているということは、キャスティングが良く、脚本が素晴らしく、作品としての総合評価ももちろん高いという、バランスの取れた秀作であるということの証明でもあります。脚色したのが、『ぼくのプレミア・ライフ』『アバウト・ア・ボーイ』『ハイ・フィデリティ』の作家ニック・ホーンビィで、監督が世界を大いに泣いて笑わらせた『幸せになるためのイタリア語講座』のロネ・シェルフィグですから、外すはずもありませんよね。

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【シネマモード】映画祭ならではの豪華な顔ぶれ。アウディ主催のパーティへ
これはやはり、映画祭関連イベントならではの顔ぶれ。会場に足を踏み入れて、そう思ったのがフランス映画祭期間中の3月20日(土)に、原宿の「Audi Forum Tokyo」で開催されたパーティです。

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【シネマモード】アカデミー賞授賞式を見ているような『NINE』 こんな気分にオススメ
この映画を何と評すればいいのでしょう。豪華で煌びやかで、贅沢。それぞれ正しいのですが、こんな言葉を並べてもまだ何かが足りない、そんな気分だった『NINE ナイン』。

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【シネマモード】ハリウッド・セレブたちの、ミネラルな美の秘密とは?
先日、面白い方にインタビューしてきました。ハリウッドで“眉の女王”と称されている人物。独自の理論から生み出したパーフェクトなアーチ(眉)に定評があり、マドンナやペネロペ・クルス、ジェニファー・ロペスら数多くのセレブリティから絶大な信頼を集めているアナスタシアです(http://www.anastasia-eyebrow.jp/)。建築、アートから得た知識とセンスを存分に活かし、人種、性別、年齢に関係なく、その人に最も似合う眉を提案していく彼女。インタビューでは、セレブにまつわる興味深いエピソードや、美の秘訣、美しさについての考え方について話してくれました。(※)

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【シネマモード】「仏映画界を背負って立つ男」ロマン・デュリスが挑む喜劇の神様
女優の層は厚いのに、若手男優の層がちょっと寂しいフランス映画界。美形にしろ、個性派にしろ、大物感を漂わせる次世代俳優がなかなか登場しないのが個人的に気になるところです。現在、六本木エリアで開催中のフランス映画祭でも、作品、来日ゲストともに、どことなく女優たちの活躍の方が目立つ気が…。

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【シネマモード】今年のアカデミー賞を騒がせた、女王の“ドレス”とは?
先日のアカデミー賞授賞式、ご覧になりましたか? 注目されていた元夫婦対決の行方、初の女性オスカー監督の誕生、ラジー賞&アカデミー賞同時受賞者の誕生など、なかなか話題に富んだ結果となりました。ここ数年のアカデミー賞の中でも、かなり面白い賞レースだったのではないでしょうか。

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【シネマモード】賢いエマのファッションは断然エシカル!
若手セレブの中でも、一目置かれた存在の英国女優エマ・ワトソン。『ハリー・ポッター』シリーズのヒロインとして、圧倒的な世界的知名度を誇り、昨年は、米国の名門ブラウン大学に進学し、その才媛ぶりも話題に。かわいい子役から美しく知的な女優への華麗なる変身ぶりもお見事で、バーバリーの2009 A/Wコレクションではイメージキャラクターも務めています。プライベートでのキュートなファッションも注目される彼女は、ファッションにも関心が高いよう。とはいえ、ほかの派手目な同世代セレブのように高級すぎるブランド品を取っ替え引っ替え…というタイプではありません。それはこの話題からもよく分かります。実は彼女、「ピープル・ツリー」(http://www.peopletree.co.jp/)と一緒に、2010年のS/Sコラボレーション・コレクション「People Tree, Love from Emma」(http://www.ptyouth.net/)を発表したのです。